プーシキン美術館所蔵浮世絵コレクション(18-19世紀)

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初代目歌川豐國 (しょだいめうたがわとよくに)

一陽斎

流派

歌川派

生没年

1769 - 1825

時代

江戸中期

活動拠点

江戸(東京)

父は俗称を五郎兵衛といい、木彫人形師として名手の聞へあり、豊国はその家に生れて、幼より画を好むこと甚だしく、ひそかに画家たらむことを志望せしが、あたかも同町には浮世絵の大家歌川豊春の住まいに来て、後ちに門下に入りて薫陶を受く。天明六年発行の黄表紙『無束話親玉』は、彼が草双紙に挿画せし最初のものなり、後で翌七年の干支を有する中判錦絵の美人画を作った。役者似顏絵に筆を染める(「役者舞台之姿絵」)。彼の役者絵は春英に多大の感化を受けた。彼には一男一女もあり、男は直次郎(豊年か)、女はきん(国花女)といい、両人共多少画道に携わる。門人等の連名あり、就中、国政・国貞・国安・国丸・国直・国芳・国虎及び二代豊国等最も著名である。

 


駕籠に

駕籠に

19世紀の前期、再版画、1847-1852年代

А-33744

駕籠に降りる若貴女

駕籠に降りる若貴女

1801–1804年

А. 31834-31836

一代目尾上栄三郎

一代目尾上栄三郎

1809年

А-30414

役者

役者

1811年

А-27712

中村芝翫二代・関羽

中村芝翫二代・関羽

1819年

А-2620